こんにちは!管理人の”まど”です。今回は背景がボケた写真はどうやったら撮影できるのかについて書いていきたいと思います。
その前に、背景がボケた写真とはこのような写真です!
先日行ってきた長野県の地獄谷野猿公苑で撮影したものです。お猿さんの表情がめちゃ好きでお気に入りの一枚なのですが、猿の背景がボケていい感じになってますね!
一眼レフカメラを買ったら真っ先に撮ってみたい写真が、こんな感じの背景がボケた写真なのではないでしょうか?背景がボケると被写体がググッと際立つのでいいですよね!これだけでなんかオシャレです!(被写体猿だけど)
で、どうしたら背景がボケた写真を撮ることができるかというと、一番手っ取り早いのが【単焦点レンズのF値を開放で撮る】ということなのですが、一眼レフカメラを買ったばかりの方は”単焦点レンズ”を持っていない方も多いかと思います。
そこで、今回はキットレンズでも背景をボカした写真が撮れるように4つのコツをお話ししたいと思います。
単焦点レンズやF値がわからない方はこちらの記事を読んでみてください!
どうやらクリーチャー君もちょうど同じ悩みで困っているようですね・・・
「もう〜なんで全然背景がボケないんだ〜!やっぱりキットレンズじゃダメなのかな?」
「どうしたんだねクリーチャー君?」
「なんか、どんなに設定をいじっても背景がボケないんだ。スマホで撮ったみたいなんだ。iPhone12の方が絶対綺麗だよ(;_;)やっぱり僕が持ってるキットレンズじゃ無理なのかな・・・」
「そうかぁ、クリーチャー君はまだ単焦点レンズ持ってなかったもんね。でも大丈夫だよ!キットレンズでも4つのコツさえ掴めば背景がボケた写真が撮れるんだ!ちょっとしたことでグイッとレベルアップできるよ!」
「因みにクリーチャー君は今どんなカメラとレンズを持ってる?」
「NikonD5500のズームレンズキット!18mm-55mmと55mm-300mmって書いてあるレンズがあるよ!」
「おお!いいカメラだね!じゃあ早速背景がボケるように写真を撮ってみよう!」
- F値は開放
- 被写体にできるだけ近づく
- 背景をできるだけ遠くに置く
- レンズの望遠側で撮る
この4つが大事なんだね!詳しく教えて!入力
では、一つずつ詳しくみていきましょう!
※書いてる順番は優先順位ではないので撮影条件に合わせて使い分けましょう!ちなみに全部実行すると一番ボケます!
・F値は開放にする!
現在持っているレンズで設定可能な限りF値を小さくしてください。
出た〜この怖い絵!
レンズのF値が小さくなればなるほど背景はボケやすくなります!(おそらくキットレンズだとF値は3.0〜3.5くらいには設定できると思います) ※キットレンズの場合ズームすると開放できるF値が変動する場合がほとんどです。(望遠側にすると開放F値5.6くらいになるかと思います)
さぁ、ここからが大切な項目です!F値に頼らずともボカすためのポイントです!
・被写体にできるだけ近づく!
被写体にググッと近づいてみてください!
撮りたい被写体が決まったら、思い切ってググッと近づいてみて下さい!被写体に近づけば近づくほど背景はボケやすくなります!ただ、近すぎてフレームに収まり切らなくならないように注意です(笑)
※レンズによって近づける範囲が異なる(近づきすぎるとピントが合わなくなる)のでレンズの最短撮影距離を覚えておきましょう!レンズの最短撮影距離はレンズに書いてある場合が多いです! 「ちょっとクリーチャー君いつも通り撮ってみて!」
はい!これ!
「綺麗に撮れてるじゃん!じゃあ次は被写体にググッとよってみて!」
オッケー!こうかな?
「おお!ええやん!菜の花が主体になってて際立つね!」 ※カメラの設定は変えず被写体に近づくだけです!
おお!なんか全然違う!背景もボケてるね!
「じゃあ次のポイントを見てみよう!」
・背景をできるだけ遠くに置く!
背景はできるだけ遠くに置きましょう!
背景が遠くにあればあるほど背景はボケます。被写体のすぐ後ろに物がある場所などは移動してみましょう!背景選びもとっても大切です!
「じゃあ次は背景を遠くにおいて撮影してみよう!」
背景を遠くに・・・こうか?
「まさか空を選ぶとは思わなかった(笑)」
※カメラの設定は変えず背景を変えるだけです!
空が一番遠いと思って!でもこれすごくいい感じ!
「そうだね!空の青色に菜の花の黄色が映える!下から煽るとはやるな!!ノってきたところで最後のポイントを見てみよう!」
・レンズの望遠側で撮る!
ズームレンズの望遠側で撮ってみましょう!
望遠側で撮れば撮るほど背景はボケます!ダブルズームレンズキットを買った場合はぜひ望遠レンズを使ってみて下さい!決して遠くのものを撮るだけが望遠レンズではないんです!
騙されたと思って望遠レンズの望遠側で人を撮ってみて下さい!(ちゃんとフレームには収めてね♡)彼女の振り向きざまとか!きっとその写真には風が吹いてます(笑)
いや、ちょっと意味がわかんない・・・
「急にドライだな・・・。撮ってみたら分かるって!まぁとりあえず菜の花で試してみ!」
押し通すね・・・こうか?
うぉ〜すごい!最後のなんて背景絵具みたいになってる!トロっとろや〜!
「風が吹くって言った意味わかっただろ!」
いや、それはちょっと意味がわかんない・・・
「・・・・。」
これであなたもボケマスター!
それでは今回の4つのポイントをおさらいしましょう!
- F値は開放
- 被写体にできるだけ近づく
- 背景をできるだけ遠くに置く
- レンズの望遠側で撮る
〔考えるべきところ〕 まずは撮りたい被写体を決めよう!キットレンズのF値開放と言ってもせいぜいF3くらいだから、被写体が決まったらグッと被写体に近づいてみる。ボケが足りない・・・そしたら背景の距離を考えて背景を変えてみる。どうしても今の背景がいい場合は望遠レンズの出番だ!一番望遠側で撮ってみよう!あれ?フレームに収まらないな・・・ちょっと離れてみるか。おっとーー!後ろに壁が!これ以上後ろに退がれない!どうする??
うぉ〜!また一段とカメラが楽しくなったよ〜!これで僕もボケマスターだ!たくさん撮るぞ〜!
「おぅ!クリーチャー君、そのいきだ!今から写真撮りに行くぞ〜!!」
今までキットレンズで正直微妙な写真しか撮れてなかった場合でも、今回の4つのポイントを抑えると今までと違った写真が撮れると思います!ぜひいろいろ試しながら素敵なカメラライフをお過ごし下さい!
最後までお読みいただきありがとうございます!それではまた!次回をお楽しみに!
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